「BLOG 高島回顧録」洋服屋ふじたの四方山話。釣り、競馬、クラシックカーをこよなく愛する男が書き下ろす散文です。

2024年01月02日

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2023年01月11日

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2023年01月10日

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2022年12月07日

まだ動くのかな?

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2022年01月01日



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2021年01月08日

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foujitas at 22:14コメント(6)潮待放談 

2020年09月22日

お盆を過ぎたころから天候は怪しくなり、遂に台風は9号、10号と連射。いずれも九州から山陰には大きな影響を及ぼして去って行った。振り返ってみれば、お盆前のマメヒラ大会から、またも一ヶ月ぶりの高島となった。うねりを警戒しながら乗り込んだ恵翔丸は、4を筆頭に3と2が5組。そして単独が一人。

予想以上にうねりが残っているようで、西はワレが危ないといってイワグチから。東もコンクリに波が叩き付けていて、コスズメが一杯。すると、もう残る磯はタカイワしか無い。というか、タカイワなら願ったり叶ったりではあるが、思えば初夏のイサキからタカイワしか釣っていない。もはや「高島へ釣りに行く」のではなく「タカイワに釣りに行く」というこの夏の釣り。


しかし、朔の大潮となる高島にあって、ワンド状の磯は遠ざけるべし。コスズメやタカイワなど、素直に潮が通す磯のほうが釣りやすい。11時半の納竿というとうやや短い気もするが、まあ、タカイワならなんとかなるだろう。

9月とは云っても海はまだ夏。幾ばくか下がった水温も、しかしまだ夏の海であることを覚悟する。例年なら6号ハリスで大マサを警戒して釣るが、この日は5号スタート。


正面の遠投からセオリー通りに釣り始めると、やはりイサキがウキを引っ張る。と云っても潮は鈍く、駆け上がりを丹念に打ち返して引っ張り出した中イサキだった。口火を切ったは良いが、そう喰いが立っているワケでもない。6時半ころから、ポツリ、またポツリとアタリを探すような釣り。

潮はというと、やはり大潮のお約束、7時を回ったころにはすっかり弛んでしまって、またしてもカゴをスリム18に落として遠投。コマセの量が少ないが、まあ、餌盗りを喜ばせるだけなら、少なくても良い。

紺比は瀬より駆け上がり。マメヒラを探して各所に仕掛けを落としてみるが、やはりイサキの一辺倒。どうみおタカイワは偏りが激しい。

スローペースで釣っているので、これは二桁が難しいかと懸念しながら打ち返す。しかし9時になる頃には、コツコツと積み重ねたイサキはツ抜けに達し、小型の獲物は海へ戻す程度になった。しかしマメヒラは依然としてノーコンタクト。ましてやカツオなど、1ミリの気配も無い。

イサキの型は30センチに充たない中型から40オーバーのババイサキサイズまで多彩。しかも夏の間にやれていた魚体は美しく回復していて、色つやも良い。これなら捌いて食べても美味しいに違いない。


10時頃には潮が止まって餌盗りも出たが、それは僅かなもの。秋空に恵まれたタカイワからアナジ山を見上げて、少し早めの納竿としよう。

ドカンと釣っていないようでも、数だけは16枚。夏の終わりのイサキにしてみれば上出来といえるかも知れない。

しかしこの日はイケマでハガツオ、ミヤノシタでは大型のヒラマサが出ていた。いささか地味な釣果だが、まあ、ボウズよりはずっと良い。次に釣るときには、そろそろ大ヒラを警戒そなくてはならないか、そうあって欲しい晩夏の磯模様。



foujitas at 21:27コメント(2)高島回顧録潮待放談 

2020年08月11日

高島の釣りはおよそ6〜7時間。いまの時期なら磯上がりが午前5時半頃で、納竿が11時半。半夜が無くて日が長い時期は少し延びる。

餌のボイルオキアミの消費目安は、半枚1.5kgが2時間。4時間で1枚を消費するので、6時間から1枚半が標準的な量。多めに撒くことを考える高島では、2枚を携行することが多く、撒き餌を大売り出しする釣りなら、2.5〜3枚のオキアミを用意する場合がある。

沖家室島の真鯛釣りでは、もう少し手返しが落ちて、半枚が3時間弱。長い時間を釣っていれば消費量が増えるが、だいたい1枚を使い切ったら納竿するような流れだった。

ところが、ここ2〜3回のタカイワではオキアミが減らない。大雨の日に手返しが遅くなるのは解るが、それ以外の2回では、磯に出して解凍した1枚が丸々未使用。そのままバッカンに戻して、冷蔵のまま持ち帰って冷凍。これを繰り返すのだから効率が良くない。

4種のカゴ錘を使い分ける手の内で、たしかに夏場は餌盗りを交わすために、小さい物を使っているには違いない。呼びでいう、20号普通、20号スリム、18号普通、18号スリム、15号大とあるものを、潮乗り、あるいは釣況、餌盗りの様子などからこまめに取り替える内で、ほとんど今回はスリム型、しかも潮が行かないのでできるだけ軽いカゴ錘が主役になった。

カゴに充填するオキアミが少ないことは解るが、手返しが少ないかというとそうでもない。実際に20本〜30本の魚を掛けているので、むしろ手返しは多いと考えて良い。しかしオキアミは現実に1枚しか減っていない。

これ以上理由を考えてもせん事ないが、まあ、少ない餌で多くの魚を釣ったのだから、効率よく釣ったということで納得するが利口か。

しかしオキアミが値上がりしたなー。



foujitas at 10:32コメント(8)高島回顧録潮待放談 

2020年08月07日

高島に夏がきた。アナジ山の蝉しぐれを背に受けて、この日も一人タカイワに立った。8月5日午前5時半。

高島は空前のマメヒラ祭だという。前日も多い人では一人で10本以上のマメヒラを釣っていて、どこの磯も総じて同じ釣況。出航前の恵翔丸では、一部にサメの目撃情報や、餌盗りのムロアジ、グルクンなどの名前が挙がっていた。イサキは少なくなったという。

先週がイサキとマメヒラが拮抗、その前の週は大雨でも枯れたババイサキ連発、そしてこの日は再び大潮の3日目という潮回りで、磯割も悲喜こもごも。『大潮の高島は釣りづらい』とは、通い詰めた人ほど口にする格言。たしかに、激流のような剛潮か、あるいは沖の潮が走るせいか磯際の潮が丸で動かない、あるいは逆に通すなど、たしかにやりにくい。

かくて水曜日の常連、F師とM師のコンビは、迷わずワレ。なにしろ先週、その名手はヨコワを掛けている。恵翔丸は22221で、このぶんならタカイワは確保されたも同然。しかし本ゴウトウやタカミ、あるいは瀬釣りの王道スズメノコなども狙えるし、場合によっては名手F師がナベで釣り方の手ほどきまでしてくれるという。

かなり迷ったが、夏磯といったらタカイワをおいて他に無いことは承知。そろそろ飽きてきたというのが本音だが、この日もたまちゃんやステファンから魚を受注しているだけに、一か八かの博打磯は元より選択肢には無い。ならば独りで掬いやすく、かつ釣果の予測ができるところとなってタカイワ。


「タカイワでも潮が違うけえのう」その一言に背中を押されて、今日のタカイワ。(笑)

釣況からマメヒラ用の5号段々鈎でスタート。すると初手から数分の底カゴにマメヒラ登場。目論み通り。ややスリムヒラなのでムシを懸念したが、記念すべき今日の初物。無闇な殺生はせず、きちんと取り込んで活け〆にする。午前5時45分。


大潮で警戒した潮はほどよく通していて、先週の小潮よりも小気味良い。タナは先週に続いて1〜2本。ただしヒットポイントは僅かな範囲でしかなく、手前過ぎたり、深みではまったく反応が無い。どうかすると餌盗りも居ない。

そんなワケで11時方向の瀬頭へ投入し、10時の辺りでウキが消し込む。時にもっと流した先でヒットする。場合によっては着水からウキが立つ前に鈎に掛かるマメヒラも居て、それはもう忙しい。

というより、噂に違わずマメヒラしか居ない。大浜港でF師が曰く「クーラー貸してあげようか」と冗談を飛ばしていたのが冗談ではなく、マメとはいえ50センチもの魚が10本も居れば、トランク大将の35Lは満杯になる。

なにしろマメヒラは二本鈎に一荷で掛かる勢い。上鈎に掛かったヒラマサを掬おうとしてタモを差し込むと、獲物が網から遠ざかる。『もう力は弱っているのに、なんでや?』見ると下鈎にもマメヒラ。これが沖へ向かって逃げようとしていて、網へ誘導できない。

そんな事をしている内に下鈎のヒラマサは鈎外れ。それでも一荷の片方がネリゴだったら、そのまま抜き上げられるが、マメヒラ2本ではどこかが切れる危険性が残る。

ときに一荷の片方へイサキが掛かった。オスと思われる綺麗な魚体をもっていた。結果的にこのイサキが唯一無二のイサキとなったのだが、どうやらイサキが居るには居るらしいことが解った。


そしてハリスを4号段々鈎に換装。ハリスの太さに敏感なイサキを釣るためには、食い気が立ったマメヒラしか反応しない5号は捨てて4号で勝負。しかし考えてみれば判ることで、4号段々鈎にはまんまとマメヒラが掛かる。それも一荷で。

さすがに4号で引っ張り回したのが堪えたか、ハリス切れによってマメヒラバラシ。まあ、もう、いい。

午前8時30分の時点ですでにマメヒラ11本、イサキ1。


ところで、マメヒラに付き物なのがムシ。いろいろ調べてみたが、明快にナニと記された文献が無く、シストと呼ばれるカリフォルニア米のような白い物体は『ブリ筋肉微胞子虫』または『粘液胞子虫』の仲間。微細に観察したところ、食指のような突起は無いので『テンタクラリア』ではなさそうに思える。

毒性は無いと云われても、やっぱり口へ入れるにはいささかの抵抗もあって、できればムシ入りの個体は持って帰らず、たべられるヒラマサだけクーラーへ入れたい。確かに見分ける方法を知らないのだけれど、どうやら、スリムでやや小振りの個体がムシ入り。逆に体高があってやや大きめなのがムシ無し。

しかし釣り上げてみても腹を割るワケにもゆかず、魚毎に検寸するのも定かではない。それに、小さめだから放流してやろうと思い、生け簀バッカンへ入れておいたマメヒラは、すっかり弱ってしまっていて海へ帰しても、とても生きられそうにない。仕方なくきちんと絶命させ、血抜きをしてクーラーへ。


最後まで釣って放流したヒラマサは5本。持ち帰ったのが13本。うち、ムシ入りが5本はあっただろうか。なかなか夏のヒラマサは厄介ではある。

ヒットポイントは相変わらず11時方向の瀬の上だが、この日はタルウキに反応が無い。潮が行っていれば餌盗りも少なく、底カゴで充分に対応できる。しかし、潮が和らいだ9時半頃からアタリが遠のいた。サシ餌が残ったまま100m先まで仕掛けが流れる、夏の釣れないパターン。魚の気配が消えるアレだ。

それでも時にタカイワのセオリーに立ち返って、正面の深み、アカイワ沖、駆け上がりから瀬。大遠投とチョイ投げ。そしてタナ。ハリスの長さ。あらゆる手を尽くしてもアタリが拾えない。交代で釣った魚を漬けておいた血抜き網も、磯へ揚げたまま乾燥している。そしてはやり暑い。

10時を回ってスローペースのままマメヒラを追加。ネリゴも一荷で掛かるが、ついぞイサキはさっきの一枚だけ。ほかでは時々、ダツが海面で騒がしいが、磯へ上げることは無かった。ワレではバリが、イケマではムロアジが邪魔をしたという。

夏のマメヒラは居食いをする。この日も咽の奥へ掛かった魚もあり、金龍の捻り鈎が奏功したのかも知れない。一方で掛かりが浅く、寄せる途中で鈎が外れたバラシも数本。活性が高いので気に留めないが、こんな活況を味わえるのは高島の特有のことに違いない。

結局、出来上がりはマメとは云えヒラマサ18本(内放流5、他バラシ3)、ネリゴ2、イサキ1。

高島「夏の陣」の口火が切って落とされた。


(釣行日2020.8.5)


foujitas at 15:51コメント(2)高島回顧録潮待放談 

2020年08月03日

恵翔丸にお盆予定を尋ねたところ、

8月13日(木)・14日(金)・15日(土)を

休業されるそうです。



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